「きゆうかん」というのは、江戸末期に宿をやっていた頃の名前で、
かつてはこの門を、山回りの役人達が出入りしていたらしい。
で、イノウさんが来てないか？と言われたのだけれど。。。
ポニー電話中。
「イノウさんですか・・・さぁ、わからないけど。古い宿帳？どうだろう。まぁ、探してみます。」
古い宿帳を探すらしい・・・ウチが商売を始めた当初。３０年近く前の宿帳を渡すと、「違う違う。」とポニー。
「地図作ったイノウ。そんな宿帳あったっけ？」
・・・話がさっぱり見えない。地図作ったイノウ？そんな特殊なお客さんなら、覚えてそうだけど。。。？？？
地図、イノウ・・・・・・・・
まさか、まさか、伊能忠敬のことか？教科書に載ってる、あの、伊能忠敬のことか？そんな古い話をしているのかポニーよ。
えぇ、そのまさかの伊能さんでした（笑）
彼が、日本地図の測量を行った際、奈川を通っていて、寄合渡（ウチのある地区）の宿に泊まったらしい。当時、役人を泊めていた宿と言えばウチなので、その証拠の当時の宿帳はないだろうか？という問い合わせ。
あろうがなかろうが、探してみましょう。土蔵を発掘してみましょう。
もし見つかったら、ちょっと楽しいぞ。なんだか、わくわくしてきました（＾＾）
