「この人は、同じ方向を向いてる。」「この人と、もっと話しをしてみたい。」
年齢や性別、知り合ってからの期間も関係なく、時折、そう思う人に出会うことがある。
もちろん、私の勝手な思いだから、相手がどう思っているかはわからないけれど。。。
スキー場のバイトに初めて入った日。綺麗な虹が見えて、あわててカメラを持って外に出て写真を撮っていたら、やはり同じようにカメラを抱えて飛び出してきた人がいた。
「このおじさんは、絶対写真好きな人だ!!」そう思った。
同じリフトになった時、聞いてみるとやはり、色々な写真を撮っておられて、たくさんのお花畑の写真を見せてくれた。
バイトの最後の日。どうして、お花畑(特にひまわり)を撮るのかを教えてくれた。
息子さんを亡くされた思い出だった。
ユーモアたっぷりの、とっても楽しい親切な人。
それは、深い深い悲しさを抱えて生きている人のやさしさなのだと知った。
さりげなく強く。さりげなくやさしく。さりげなく楽しく。
生きてたら色々あるけど、この人みたいに生きていけたら素敵だなぁ、と思う。。。
※このヒマワリ畑は、波田町(隣町)にあります。