元・亀遊館の日々

野麦峠スキー場・民宿亀遊館の旧HPの日記

● ワラビのアク抜き方法

おおまかに長さを揃え、1/2握りずつ輪ゴムでまとめる。

根本の堅い部分を切り落とす。

バットに重ならないように並べ、まんべんなく灰をかける。

沸騰したお湯を全体が浸かるようにかけ、5分ほど待つ。

ワラビのクビをつまんで、柔らかさを確認し、そのまま一晩おく。柔らかい場合→水を入れ温度を下げる。堅い場合→そのまま。

翌朝灰汁を洗い流しきれいな水につける。10分ほどで水が黄色くなるので、水をかえて完成。

ワラビシーズン。色々とアク抜き方法はありますが、これが一番簡単で確実です。お試し下さい。 ちなみに、「柔らかくなりすぎちゃって・・・」という方が多いので、原因をちょっと考えてみました。ここは、標高が高いため、水の沸点が約97℃。皆さんが下界で試される場合は、おそらく100℃のお湯を使っておられると思います。この3℃の差が大きいのかなぁ…と。 柔らかくなりすぎてしまう場合は、沸騰前のお湯を使うか、お湯を入れた後すぐに、堅さを確認して、水で温度を下げてみてください。 きれいにアク抜きができると、鮮やかな緑になります。塩漬けにしたものでは味わえない、この時期だけの、新鮮なワラビの風味を楽しんでくださいね。