今年もまた、女将の大好きだった「忘れな草」がきれいに咲き出しました。
2年前、女将が息をひきとったのは深夜。眠れぬ夜が明けて早朝。とても清々しい五月晴れの中で、この花がキラキラと朝日に輝いて咲いていて、なんだか救われた。
今年もまた、きれいな空色いっぱい。
今日は、お昼頃、大きな虹も見た。昔から虹を見付けるのが得意で、女将にそう言って 自慢した時、「それって、いつもボーッと空ばっかり見てるってことじゃないの?」と笑われた。思えば、私のことを絶対に褒めない人だった。いつかギャフンと言わせてやろうと思ってたけど、できなくなって残念。