昨年の今頃、ふらっと我が家を訪ねてくださった高知からいらっしゃったUさんご夫婦。
女将の地元のすぐ近くの街の出身ということもあり、それから何度も足を運んでくださっています。そのUさんご夫婦が、今回は女将のために土佐の海水をお土産に持ってきて下さいました。
「最期は海に還りたい。。。」ガンだということがわかる前から、いつも女将が言っていた言葉。
生き方も、死に方も、自分で決めたようにした人だったので、これと言った後悔はありませんが、心残りがあるとすれば、最後にもう一度、高知の海を見せてあげたかったということ。
足摺に遺骨を届けるという約束もまだ果たせていないので、今回のUさんご夫婦のお心遣いは、本当に嬉しいものでした。
久しぶりの海の香りを、女将もきっと喜んでいると思います。Uさん、ありがとうございました。