入山地区の建物の様子です。
この辺りは、ダム建設以前の、古い建物が残っています。
ダム、トンネルが建設されたさい地割れが起き、人々はこの辺りの集落を離れ、新しい集落を築きました。そのため、現在人は暮らしていない建物ばかり。
街道沿いの大きな建物は、手入れがされ宿泊体験などもできるようですが、奥まった所にあるものは、放置されているものも多いようです。。
かつて、そこにあった生活の痕跡を残したまま朽ちて行く姿は、もの哀しい。
でも、ここではとても静かな、そして確かな時間が流れ、木造の家は、こうして土に還っていけるのだとも思いました。