先日友人を野麦峠まで案内して。
峠にある「お助け小屋」の、昭和にタイムスリップしたような売店で見つけた。
VIPは、「べりー いんぽーたんと ぱーそん」の略なのだと始めて知った。
知ったっていうか、考えたことなかった。
そしてお助け小屋、現在は宿泊をさせてもらえない。
野麦峠まで歩いたのに、「お助け小屋」に泊めてもらえなかったんです・・・
お茶漬けでもなんでも良いですから、泊めてください。。。
と、薄暗くなった頃に徒歩で疲れ果ててやってくるお客さんが、毎年1人2人は必ずいる。
野麦峠の歴史に思いを馳せ、歩いてやってきてくれる人達になんという仕打ち・・・
野麦峠は平成の今も非情の峠。油断してはいけません。
※お助け小屋とは?(岐阜県野麦峠HPよりhttp://takanekankou.or.jp/nomugi/otasuke.html)
お助け小屋の由来は江戸時代までさかのぼります。
「厳しい峠越えにより命を落とすものが多いことから、小屋を建て、番人を置き、峠越えをする者を救いたい」という願いを幕府が聞き入れ、天保12年(1841)に建てられました。
ちなみにこのページにばっちり「ご宿泊」って書いてあるんですよね・・・(^^;)