眼鏡を作ってくれた松本先生が話してくれました。
ウサギとカメの話し。
あれ、ウサギが寝たからカメは勝てたけどさ。
今時のウサギ、試合中に居眠りなんかしないからな。
カメが勝てるはず、ないんだよな。
視機能に問題があるのは、れっきとしたハンディキャップだからなぁ。
そもそもスタートラインからして違ってるんだから、勝負にならないよ。
ウサギと同じ土俵で生きてかなきゃいけないんだから。
せめて、スタートくらい近付けとこうな。
カメ…
カメか。。。
私は、カメか!!!
眼からウロコ、10枚くらい落ちましたw
だって、お恥ずかしながら、私自分は、ウサギだと思ってたから。
だから、他のウサギみたいに、とんだりはねたりしたくて。
でも、皆が、ピョイっと飛び越す小川に、いつも私は落ちて。
皆が、よーいドンッて駆け抜けてく原っぱの真ん中で、
息がきれて立ちすくむ。
なんでだろう。どうして、皆と同じようにできないんだろう。
体が弱いから?心が弱いから??頭が悪いから???
って、いつも自己嫌悪地獄。
でも、あなたは、カメだよって。
しかもハンディキャップのあるカメだよって教えてもらって。
なんだかほっとした。
小川が飛び越せなくても、ドボンと落ちて流れに身を任せればいいんだ。
原っぱの陽だまりで、甲羅干ししてていいんだ。
そのうち、浦島太郎が通りかかって、竜宮城行けるかもしれないしw
なんだか、とても気が楽になりました◎
何度眼科に行っても相手にしてもらえなかった違和感。
漠然とした周囲が認識できてないような不安感。
分かってもらえただけでも救いでした。
軽い異常も含めれば、3人に1人は、視機能に問題があるそうです。
あれっ?と思われた方、ぜひぜひ松本先生の本読んで見てください。