元・亀遊館の日々

野麦峠スキー場・民宿亀遊館の旧HPの日記

淡々と逝くということ。

2月に逝った人の、今日は四十九日の法要で。 参加者は、私とポニーの2人だけ。 彼の最期は、いわゆる孤独死で。 それが寂しいとか。虚しいとか。哀しいとか。とは、私は思わない。 そういう生き方と、そういう最期を自ら選んだ人で。 周りから見て、それをどうこう言う権利は無いし。 自立した人の、覚悟の決まった生き方だったと思う。 そう思って。それを見届ける覚悟を、数年前からしてはいたけれど。 それでも。 2月以降。落ち着いてスキーという気分にもあまりなれなかった。 たった1人の人間の不在は、大きいようで小さく、小さいようで大きい。 でも。とりあえず。一区切り。