30年前。
ポニー緑内障。「失明の覚悟をしなさい。」
私、腎臓病。「一生治らない場合もあり、その場合腎不全、透析の可能性も。」
と、宣告を受けていました。
故女将は考えました。
目の見えない旦那と、病気の子供を看病しながらできる仕事。
それが、自宅での旅館業。
亀遊館は、そうして始まりました。
幸い、世はアウトドアブーム。キャンプ場やスキー場ができて奈川がにぎやかくなっていった頃。
タイミング良く、多くのお客様に来ていただくことができました。
ありがたいことにポニーは片目の視力を失っただけですみ、私も元気になりましたが、この仕事があったおかげで、女将も祖母も、最後まで在宅で介護し自宅で看取ることができました。
その大仕事を終え、ぐるりと回って、再び新たなスタート地点に立っているような気がしています。
人付き合いが決して得意ではない私達が、ここまで多くのお客様に恵まれたのも、お客さんがお客さんを呼んでくださり、お客さんがお客さんを接客してくださったからでした。
本当にありがたく感謝の念がつきません。
といったところで。。。
「大げさにしないで、さらっと終わらせる。」が、ポニーの目指すところのようですのでw
あんまりブチブチ語るのもよくないかな。
でも・・・最後にひとつだけ。
この30年間、亀遊館を訪れて下さった全てのお客様に。
心よりの愛と感謝を込めて。
ありがとう
あっでも、まだこのブログは続けますので、お暇な時はのぞいてくださいね~(^^)/