4年間お世話になったカルディナを、本日下取りに出しにいったりしていて。
ちょっと写真をとってる暇がなかったもので。。。
まだまだいっぱい写真があるので、困ったときの足摺ネタ。
足摺回想録~遍路~
祖母の家に滞在している間。
朝の散歩をかねてお寺さんにお参りに行くのが日課。
毎日、色んなお遍路さんを見ていると、なんとなく観光半分で流行に乗って歩いている人と、何か重い荷物を背負って歩いているのであろう人との、表情や背中が全く違うことに気付く。
「この人は、一体どんな思いを抱えて歩いているのだろう・・・」と、こちらまで苦しくなってしまうような切ない読経を何度も聞いた。
ようやく母の喪が明けたと、このブログに書いた日。「人生いろいろ」だとメールをくれた方がいたけど。
本当に十人十色の人生があって。
ふと、田宮虎彦の小説「足摺岬」の一説が頭に浮かんだりするのだった。
のう、おぬし、生きることは辛いものじゃが、生きとる方がなんぼよいことか。
深い深い傷を負った老遍路の、この言葉は重い。。。