元・亀遊館の日々

野麦峠スキー場・民宿亀遊館の旧HPの日記

● 七十二候 半夏生

これが半夏(ハンゲ)という草。またの名を、カラスビシャク

いくつも子孫を残す手段を兼ね備えている草。

本日は七十二候の「半夏生」。 「半夏、生ズ」の言葉通り、畑や庭は、ハンゲがいっぱい。。。 この草は、したたか。 まず、①と②の部分にムカゴをつけます。→地上部を抜いてその辺に置いておくと、このムカゴから成長します。。。 で、本来の球根は、③の位置につきます。②のムカゴの下の部分で、横に曲がっているのです。→地上部をひっぱると、この曲がった場所で切れてしまい、本来の球根は守られます。 もちろん、花も種を落とします。 とにかく、この方法でどんどん増える。。。 女将は「これだけ、たくましい草はきっと身体に良いと思う。」とよく言ってましたが、本当に漢方薬に使われています。 ・・・ハンゲ ショウズ。いよいよ夏だな。